ACID導入

ACID導入_b0042134_2334158.jpg 「ACID Music Studio 6」を導入しました。
 DTMをやる者としては今更と言えば今更なのかも知れませんが……今まで名前だけはあちこちで聞いていましたけど、実際どんなソフトなのかほとんど知らなかったんですよぅ。
 ASDがメインで使用しているCakewalk Home StudioのようなMIDIシーケンスソフトは、鳴らす音を譜面入力などで1音ずつちまちまと入力していくというシロモノ。それに対してACIDに代表されるループシーケンサは、1~2小節程度のフレーズのWAVEデータがあらかじめ素材として用意されていて、それを並べていくことで曲を作っていこう、というモノだったりします。試しに、インストールしたその日に1曲作ってみましたが、まぁ確かに簡単に曲が出来てしまいますなぁ。
 今までMIDIでちまちま打ち込んできたASDですが、確かに使うフレーズとかリズムパターンとか楽器編成とか似たり寄ったりなだけに、そーいうのを1から打ち込むんじゃなくてパーツ化して当て込んでいく方が確かにラクと言えばラクなんでしょうけど……。
 問題は、使用する素材でしょうか。製品版のパッケージには1700種類のループ素材が収録されていますが、どちらかというとテクノ系やハウスミュージック系に向いた素材が多くて、単純にコード進行やリフを組み合わせてロックやポップスといったキャッチーな楽曲を作るのには、あんまり向かない素材が多いような気がしてみたり……っつーか、むしろそういう素材を生かして今まで作ってこなかったようなものをこれから作っていくべきなんでしょうけどね。
 むしろループ素材の正しい使い方っつーのをASDが理解していないだけなのかなぁ。コード進行がどーの、というの自体ACIDに向かない、古くさい概念だったりするんでしょーかどーなんでしょーか。

 取り敢えず、1番最初に作ってみた試作品はこちら。

 http://www.voiceblog.jp/asdn/202892.html

 今回新たに音声ブログなるものを開設してみました。単にMP3置き場としているだけではありますが、iPodをお持ちの方はポッドキャスティングなどでもお楽しみいただけるかと。まぁ年に数曲ぐらいしか更新の機会は無いような気もしますが……(苦笑)


Commented by ikkaku00 at 2006-10-01 16:42
ACID導入、おめでとうございます。
拝聴しました。新境地開拓な感じですね。かっこいいっす。
そっかー、ACIDって名前はよく聞くけど、こんな感じなんですね。
素材を組んで作っていく点は、うちのシーケンサーQY700も、似てなくもないなーと思いました。
でもmidiは音源に左右されちゃいますからねぇ。
素材がwaveだと、コードの扱いはどうなってるんでしょ?
Commented by asdn_4231 at 2006-10-09 01:08
コードに関しては、ACID上でピッチチェンジするか
各コードごとに複数の素材を用意するか、という事になります。
それよりも、素材自体がまとまったコード進行を刻んでたりもしますので
そーいうのをいかに使いこなしていくか、というのがカギなんでしょうねぇ……。
っつーか、普通にコード刻んでるだけ、という素材の方が少ないような気も……(苦笑)
by asdn_4231 | 2006-09-24 23:25 | DTM | Comments(2)