ワイン・チキン・ミュージックナイトvol.5@東京カルチャーカルチャー

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ミュージシャン・石田ショーキチ氏による「新年会」と銘打たれたトーク&ライブイベント「ワイン・チキン・ミュージックナイトvol.5」へ行ってきました。前回分の紹介記事等を読む限りこれはかなりカオスなイベントの予感……というわけで恐る恐る足を運んできました。



会場に到着、まずは開演までの間にドリンクと食べ物をオーダー。

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メニューはこんな感じ。限定オリジナルメニューと、曲名にちなんだオリジナルカクテルが用意されておりました。

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石田家のシチューライス。

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石田家のちゃんこ鍋。

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こちらはカクテル「Step to far」。

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限定メニューではありませんがゴボウフライ。

そしていよいよ開演、石田ショーキチ氏がステージに。まずは会場にいる一同で乾杯。本格的に新年会ですね……。
基本的にイベントの進行については、ステージ上のスクリーンにテロップが映しだされるようになっていて、そのテロップの指示と石田氏との掛け合いで進めていくという手筈。まずはいきなり?2曲歌って下さい、という指示が下り、客席からは早速リクエストのヤジが。「Live+Drive」「コスモゼロ」披露ののち、「ついでにもう1曲」という追加の指示が出て、去年リリースした新曲「蒼天航路」を。

と、ここまではミュージシャンのイベント風の進行ですがこの次のコーナーが「バー石田」と称したトークコーナー。会場である東京カルチャーカルチャーの店長・横山氏が進行役として登壇し、事前に回収したアンケートからの質疑応答ないし悩み相談が行われました。
ちなみに今回アンケート用紙に石田氏への質問という項目を設けたところ、圧倒的に多かったのが「新アルバムはいつ出るのか?」というもの。まあ、しょうがないですよね……去年石田氏はポール・マッカートニーのライブにいたく感激して、その勢いでメールマガジンにて「新アルバムをつくります!」と堂々宣言しちゃったので、現状どうなっているのかは確かに大変気になるところ。石田氏の回答は「今年はやりますよ!」とのこと。併せて「今年は作品制作に追われる年にしたい」ということなので、これは額面通り受け止めて大きく期待を持って行きたいと思います!w

その後は悩み相談。「減酒したいがどうしたらよいか」「ここ一番の大舞台で緊張しないようにするには」「料理がうまくなりたい」といった質問に、実際に質問者の方々に順番に登壇してもらって石田氏・店長と三人でトーク……という展開。ちなみにアンケート用紙には「得意なカラオケ」という項目もありまして、この日は無かったのですが石田氏が伴奏出来る曲があったらその場でカラオケに突入していた可能性も……。

この後休憩に入りまして石田氏退場。その間「諸般の事情」でもってフードのオーダーが一時ストップ。そしていよいよ始まるチャーハン対決! ミュージシャンなのに?チャーハンの腕前がプロレベルだという石田氏に対して、毎年会場側が用意した刺客と対決してその味を競うわけですが、昨年度のvol.4で石田氏がまさかの敗北。リベンジに燃える今年ですが、店長横山氏曰く「石田氏に勝利するという目標は去年達成しましたので……」とのことで今年は対戦相手はナシ。その代わり今年は会場のお客さんにチャーハンを振る舞うべく、時間内にどれだけ沢山のチャーハンを作れるか?ということに。つまり今年は時間との対決!
というわけで厨房に入る石田氏。そこにカメラが入って実況中継……なのですが延々チャーハン作ってる絵を映すのもどうか、という会場側の配慮?で、石田氏の過去のカッコいいPVおよびライブ映像が流される事に。そのカッコいいライブ映像に容赦なくカットバックで挿入される厨房からの中継映像!

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でもって、そのチャーハンがこれ。
チケット半券の整理番号にて抽選、ということで全20食分のうちの1つにありつくことが出来ました。蟹あんかけチャーハンでございます。20食分を大慌てで作っていたとはいえ、これは確かにプロの仕事……!

そしてチャーハンコーナー終了後再び休憩を挟みまして、次はいよいよマル秘ゲスト登場。ステージに現れたのはなんと黒沢健一氏でした! 今月新アルバムが発売、その営業に来ました!とのことで「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」を弾き語りで披露。
もちろんこれ一曲では帰さない気満々の客席からすかさずアンコールの手拍子が起こって、「カンペには1曲で退場ってあるのに……」と苦笑いしながらの「Missing Piece」。

それに続いてのコーナーは「バー石田with黒沢健一」。石田氏、横山店長に加えて黒沢氏も同席しての、さらなる悩み相談コーナーでした。ここでは父親から相続した土地に関して相続税で困っている、という複雑な相談が……そもそもがそれをミュージシャンに聞いてどうする的なお題のところに、コメントを振られた黒沢氏の困惑たるや……w

そして悩み相談のあとはいよいよ本業?である石田氏当人のライブコーナー。これも去年の新曲である「夏の手紙」など5曲を披露。
ここでお客さんからリクエストヤジならぬしっかりとした提案があって、このトーク&ライブの毎年の恒例行事として「支える手」を一同で合唱してはどうか、とのこと。なんとこの方は歌詞テキストをUSBにて持参しているという念の入れようでした。会場の空気としては前向きに賛同している風でしたが石田氏は一人苦笑い。確かに自身の曲としては正式には音源としてリリースされてもいない曲ですからね……。
(「支える手」はプロデュースしているアイドル・ミラクルマーチが歌っている他は石田氏が公式サイトでMP3をフリー公開していたのみなので……)
しかしこの歌詞をスクリーンにいざ映し出そうとして何かしら問題があったようで、結局「支える手」は歌いませんでした。代わりにお客さんからのリクエストで「静かの海」、石田氏の選曲で「ミラージュ」を歌って本編ライブは終了。


もちろんその後すぐにアンコール、黒沢健一氏と二人でステージに再登場。歌うのはもちろん「SATURDAY NIGHT」! これは昨年11月のMOTORWORKSのライブの折、「今日は何曜日!」「サタデーナイト!」というやり取りををお客さんとしたい、という黒沢からの要望で実際そのようにコール&レスポンスしていたのを受けてのことで、今日最初に黒沢氏が登壇した一発目に客席の方から「今日は何曜日!?」というヤジが飛んでいたことを思えば今日これを歌うのはもはや既定路線だったというか何というか……。

    *    *    *

というわけで歌ありトークありチャーハンありと盛りだくさんの3時間でございました。ミュージシャンなのに歌わないイベントといいながらも、振り返ってみると二人で13曲も歌ってたんですよねぇ……。
ちなみに当日の様子はTogetterの方にもまとめられていますのでよろしければご一読下さいませ……。


-set list -

(前半)
Live+Drive (Scudelia Electro)
コスモゼロ (MOTORWORKS)
蒼天航路 (石田ショーキチ)

(ゲスト・黒沢健一氏)
KNOCKIN' ON YOUR DOOR (L-R)
Missing Piece (MOTORWORKS)

(後半)
恋のディスタンス (ミラクルマーチ)
夏の手紙 (石田ショーキチ)
CHEEKY (Spiral Life)
静かの海 (Scudelia Electro)
ミラージュ (Scudelia Electro)

(アンコール・石田氏&黒沢氏)
(A Place Where) Love Goes Withered (MOTORWORKS)
One After 909 (The Beatles)
SATURDAY NIGHT (MOTORWORKS)


(Photo:RICOH GR, iPhone 5)
by asdn_4231 | 2015-01-10 23:45 | live & stage | Comments(0)